差し入れに大人気なおにぎり
現役時代、公演が始まると観劇にきてくれた新潟チームの皆様。
「差し入れは何がいい?お煎餅?笹団子?お酒?」
毎回このやりとりをして、懐かしい新潟の物を持ってきてくれていました。
「おにぎりが食べたい」
というある日の私のリクエストにより、新潟から兵庫県まで運ばれてくるようになったおにぎり達。
「鮭」「梅」「昆布」「すじこ」などなど、その数100個!
開演前におにぎりが届き、私がおにぎりおじさんとなり、
巨大タッパーを両手で抱え、売り子のように楽屋を練り歩きます。
それに気付いて集まる組子達。
「あぁ!りゅーさんのおにぎりだぁ!」
「2個もらってもいいですか!!」
「やったぁ!すじこはまだある!?」
俄然人気は「すじこ」でした。
すじこの人気たるや。
ここは年功序列に関係なく早い者勝ちです。
あっという間になくなっていくその様は、恒例の行事となっていました。