「新ジャガのおかかしょうゆ酒蒸し」
NHK『あさイチ』で「料理酒鍋」が紹介されて話題になりました。だしいらず、体もあったまるといいところだらけ。栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本! といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々です。第12回は「新じゃがのおかかしょうゆ酒蒸し」です。

本日のメニュー
「新じゃがのおかかしょうゆ酒蒸し」

じゃがいもは一年中食べられますが、新じゃがを楽しめるのは春~初夏のいっときだけ。特に小さなコロコロサイズが出回るのは、ほんの一瞬。皮が薄くてみずみずしく、いい香り。逃さず食べねば食いしん坊がすたるのです。

せっかく、皮をむかずに食べられるのだから、丸ごと料理したい。そしてシンプルに新ジャガの味を楽しみたい。簡単なら、なお嬉しい。

それなら、酒蒸しでしょ!というわけです。

今回は電子レンジ蒸し。丸ごとのじゃがいもはフライパン蒸しだと20分以上かかりますが、電子レンジなら10分以内。光熱費の値上がりが気になるこのご時世、時短調理ができるのはありがたいですね。

おまけに、近所のスーパーに行くと、小粒の新じゃがが700g以上も入ってなんと182円! 旬のありがたさを噛みしめながら、いざ、酒蒸し!