生活を着実に圧迫していく値上げ
こういった値上げは、生活を着実に圧迫していく。電気代ガス代、日用品の高騰で固定費や生活費が圧迫される中、真っ先に削るのは「食費」だ。電気は最低限しか使っていないし、日用品も削るにも限界がある。
となると、毎日買う食材費を切り詰めるのが一番効果的だ、と「思った」。そこで1ヵ月ほど、食費切り詰め作戦をやってみた。1ヵ月の食費の上限を設定しなおし、そこから1日分の目標上限額を決める。例えば1日300円に抑えられたりした日は嬉しかったし、お金の減りが少なくなったので気持ちに余裕もできた。
が、しかし、自分の食生活を振り返ると、少し怖くなった。基本自炊だが、帰りが遅くなったり激務の時、ずっと外にいる日はどうしてもご飯を買うことになる。外で買うとき、安くて、お腹にたまるもの。それはカップラーメンや菓子パンなのだ。
味が濃かったり、デニッシュ生地やシュガーコーティングでカロリーが高かったり。そうなると、脂質・糖質が高くなり、炭水化物が多め、栄養価は低い。健康にいいものは少量で高いし、ヘルシーなものってお腹にたまらない。