ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでも話題となった、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」で創り出された世界は、日本のみならず世界を魅了しています。Instagramのフォロワーは370万人以上。今回は『婦人公論』(5月号)にも掲載中、ちくわを鯉のぼりに見立てた作品について。
~四季を感じて~
「こどもの日」の献立に
みなさんはちくわの穴に何を詰めますか?
チーズやきゅうりが一般的ですが、私の故郷・熊本ではポテトサラダを詰めることもあります。
ほかにもゴボウを詰めておでんに、オクラを詰めて磯辺揚げにしたりなど、ちくわは多様なアレンジがきく食べ物。
写真のちくわの鯉のぼりの穴にはまだ何も入っていませんが、何を詰めるかによって何者にでもなれるわけです。
子どもたちの可能性もこれと同じ。
自分の好きなことに打ち込んで技を練ってほしいという思いも、魚の練り物に掛けています。
「こどもの日」の献立にぜひ、ちくわを取り入れてみてください。
「MINIATURE LIFE展2」公式サイトはこちら
開催日:2023年 4月22日(土) ~ 6月2日(金)※5月8日(月)、22日(月)は休館日
場所:とうほう・みんなの文化センター(福島文化センター) 3階展示室
開館時間:10:00-17:00(最終入館は16:30)