和田先生いわく「人とのコミュニケーションこそ、最高の脳トレ」だそうですが――(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)
厚生労働省が発表した「簡易生命表(令和3年)」によると男性の平均寿命は81.47年、女性の平均寿命は87.57年(2022年度)といずれも40年前から9歳程度伸び、80代となりました。一方「なぜ人は80歳を境にガクッと衰えるのか、あらためて考えてみた」と語るのは、老年医学を専門とする精神科医・和田秀樹さんです。和田先生いわく「人とのコミュニケーションこそ、最高の脳トレ」だそうですが――。

「認知症」を防ぐ方法

2019年、WHOが、認知症リスクを下げるためのガイドラインを発表しました。

この記事では、それも参考にして、「認知症」を防ぐいろいろな方法を紹介しておきましょう。

・人とよく付き合う――人とのコミュニケーションこそ、最高の脳トレです。

逆にいえば、WHOのいうところの「社会的な交流の不足」は、認知症発症の大きなリスクになります。

高齢になっても、なるべく人と会い、話すことです。

「家族との対話」「社会との接触」が認知症を防ぎます。