笑えるような失敗談も効果的

続いて出身地。これもただ例えば広島出身というより、「岸田首相と同郷の広島生まれで、さらに有吉弘行さんの故郷で、筆の産地で有名な熊野町の出身です」とくれば完璧でしょう。

私はサザンの桑田佳祐さんと同年同月日の1956年2月26日生まれです。これはかなりインパクトがあるのでよく使います。

誕生日も何か特筆すべきことがあれば加えてもいいかもしれません。

あとは、ここぞとばかり自己紹介で自己アピールをする人がいますが、これは逆効果にこそなれ、あまり高ポイントにはつながりません。

むしろ笑えるような失敗談を持ち出すほうが効果的です。

「忘れ物の達人で小学校の時はランドセルを学校に忘れたことがあります」などです。

また見た目とのギャップを明かすことも、相手に自分を印象づけるには効果的です。

むしろ笑えるような失敗談を持ち出すほうが効果的です(写真提供:Photo AC)

「銀行員という職業柄、真面目一方に見えるかもしれませんが、趣味は社交ダンスで15年間ルンバを踊り続けています」というふうに、見た目や職業上のイメージとは違った自分をアピールするのも印象づけるには効果的です。

また職業が珍しい仕事の場合、それについて説明するのも聞く人にとっては興味深いものです。仕事上体験した稀有なエピソードもお勧めです。

ありきたりなことを避ける、自慢を避ける。このふたつにつきます。