自己紹介は1分間が目安
さて、失敗談や意外な素顔を披露したあと、最後は1点だけ自分のアピールポイントを述べ、将来の夢につなげるといいと思います。
「目下の夢は小学生の時ピアノコンクールで優勝した経験をもとに、親しい人たちを招いてピアノコンサートを開くことです」というふうに。
このように紐づけや自分ならではのエピソードを盛り込み、自己紹介のひな型を作っておきましょう。
ふつうは原稿用紙1枚分の1分間を目安にします。
長いバージョンだと原稿用紙3枚以内のつまり3分以内ということです。
※本稿は、『「老けない人」ほどよく喋る』(ワニブックスPLUS新書)の一部を再編集したものです。
『「老けない人」ほどよく喋る』(著:南美希子/ワニブックスPLUS新書)
元テレビ朝日アナウンサーで、話し方のプロである著者が、老けないための話し方のコツを教えます。それらのコツを押さえて実践すれば、仲間も増え、あなたの世界が広がるはず。そして、それは残りの人生を様々な病という災厄から遠ざけるだけではなく、感動や気づきのある充実した日々にするはずです。