ちょい足しトレーニング

【目標は、週2~3回】

●順天堂式ウォーキング

4つのトレーニングに加えると、さらに効果がアップ。歩く時間は5分から始めて、少しずつ距離を延ばしてみよう

1)壁を背にして、かかと、お尻、肩、後頭部が一直線になるように立つ

壁を背にして、かかと、お尻、肩、後頭部が一直線になるように立つ

2)(1)の状態から1歩踏み出す(ウォーキングの正しい姿勢)

(1)の状態から1歩踏み出す(ウォーキングの正しい姿勢)

3)このまま正しいフォームで、背筋を伸ばし、腕を後ろに大きく引くように振る。目線は20~30m前を見て。かかとから着地して、つま先で地面を蹴るイメージで歩く

このまま正しいフォームで、背筋を伸ばし、腕を後ろに大きく引くように振る。目線は20~30m前を見て。かかとから着地して、つま先で地面を蹴るイメージで歩く

トレーニングは、『順天堂大学医学部健康スポーツ室式 長生き部屋トレ』より

「長生き部屋トレ」に限らず、トレーニングの効果を得るには続けることが大事。紹介する4つのトレーニングは、それぞれ週2、3回を目標に続けましょう。組み合わせは自由です。

ただし、脚力、バランス力、握力のトレーニングは、2日続けて行わないこと。筋肉は、負荷をかけることで筋繊維を壊し、修復する時に強くなる性質があるため、休んで修復する時間も必要です。一方、柔軟力のトレーニングは、硬くなっている筋肉をゆるめるストレッチなので、続けて行ってもOK。ただし起床直後は避け、食後は30分以上経ってからにしましょう。

万が一トレーニング中に痛みが出たり、違和感を覚えたりした時はすぐに中止して、かかりつけの医師や整形外科などに相談してください。

90歳を超えても、筋肉は鍛えたら鍛えただけ強くなることがわかっています。今日から習慣として、「長生き部屋トレ」を取り入れてみましょう。

 

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