(写真提供:Photo AC)
放送作家・コラムニストとして、数多くの著名人にインタビューし、コメンテーターとして活躍している山田美保子さん。小さいころは引っ込み思案で話すことも苦手だったそう。そんな山田さんを変えたのは何だったのか。さまざまな出会いや、出会った人のアドバイスを通じて、今の自分があるという山田さんが、自分が楽になるコミュニケーション術を紹介する連載。第37回は「明石家さんまさんのこと」です。

「香取慎吾くんから《重大発表》が!「新しい地図」の3人の番組に、迷いなく出演したのはキャイ〜ンのお2人。天野くんと慎吾くんの友情、信頼関係も」はこちら

『あっぱれさんま大先生』が一夜限りで復活

7月1日で68歳の誕生日を迎える明石家さんまさんは、いま芸能界でもっとも話題が尽きない人と言えるのではないでしょうか。

最新ニュースは、誕生日同日、関東ローカルではありますが、あの『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)が一夜限りで復活することです。

情報解禁日にはスポーツ紙系のWEBが一斉に取り上げましたし、19日放送の『ぽかぽか』(同)の《ぽいぽいトーク》では、さんま大先生に習った初期のメインメンバー、山崎裕太さんと内山信二さんが出演。VTRで当時を振り返りながら、トークバラエティにおける、いわゆる《パターン》を叩き込まれたと話していました。

次の収録までにとっておきのエピソードを持って行かなければならないのが、けっこう大変だったと以前言っていたのは『あっぱれ~』の《卒業生》でもある人気声優の花澤香菜さんでした。

それでも彼らは子供ながらに、オンエアでトークが採用されたことに達成感をおぼえていたのだとか。内山くんは前述の《パターン》に応えることが辛くなり、さんまさんに直訴したともいいますが、「この先、振らなくてもいいんだな?」と言われ、それは困ると、その先もがんばったのだそうです。