アレルギーは遺伝する
ちなみに、アレルギーの原因となりやすい食材は普段から口にしやすい食べものにも多い。食べたあとには体調の変化に注意を払っておくと自分でも気付きやすいだろう。
また、アレルギーは遺伝することが多いので、親にアレルギーがある場合は子どもにも同じアレルギーがある可能性が高い。
つまり、自分のアレルギーを把握することは、子どもの健康にも役立つことになる。
こうして食物アレルギーを克服すると、腸が元気になって消化力がアップし、美しい肌、健康な体が手に入る。
さらに腸内環境を整えるために、食物繊維や乳酸菌で腸内フローラ(細菌叢[そう])を良好に保ち、ストレスを減らして充分な睡眠をとるのも注意しておきたいことだ。
※本稿は、『50歳の分岐点――差がつく「思秋期」の過ごし方』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『50歳の分岐点――差がつく「思秋期」の過ごし方』(著:和田秀樹/大和書房)
50歳は人生の分岐点だ。体のなかでホルモンバランスが大変化を起こし、心身ともに大きな影響を受ける。この時期の過ごし方で、その先の人生はまったく違うものになるだろう。
■ホルモンの「枯れ」、どうすれば防げるか?
■「コラーゲン商品」には騙されるな
■男性は玉ねぎを、女性は大豆を食べよう
■「スポーツが体にいい」は迷信
■「主食を抜いておかずばかり」は正しいか
■あなたにもある「見えない」食物アレルギー
■「4時におやつ」の理由
■「食べすぎ」よりも「食べない」という害
今なら間に合う。50代からの人生の後半戦を「がまん」しないで、思うままに生きる術!
◇◇中国でも大ブームの「思秋期」が全部まるごとわかる本◇◇