音楽による世界一周旅行
5月末から6月にかけて2週間の海外出張に行ってきました。東京〜ホノルル〜ロスアンゼルス〜ニューヨーク〜ホノルル〜東京というコースで、ちょっとタイトでしたが楽しい出張となりました。この出張の中での出来事もお話しする機会があればと思っています。海外の行き来もワクチン証明などが不要になってきて楽になりましたね。そろそろ、皆さんも海外に出かけたいと思っているのではないでしょうか?
そこで今回は私がお勧めする「世界の音楽」をご紹介したいと思います。YouTubeのリンクなどもお届けします。
では音楽による世界一周旅行楽しんでください!
まずはハワイ。実は私はハワイで最大のイベントと言われているShinnyo Lantern Floating Hawai‘iの音楽プロデュースを20年近くさせて頂いております。コロナ禍で中止になっていて4年ぶりの再開でした。今年も約5万人がアラモアナ・ビーチに集まり、亡き人々を偲び、感謝を捧げました。このイベントの中で毎回、演じられるものがあります。それは「古典フラ」
フラダンスといえばスライドギターやウクレレなどで演奏されるハワイアンミュージックと共に踊られるダンス、というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?実際にハレクラニ(ホノルルで最高のホテルの一つです)にあるアウトドアのレストランWithout Keyなどで観ることの出来るハワイアンミュージックとフラダンスのパフォーマンスも素敵ではあります。
でも一度、古典フラを観て頂きたいのです!古典フラは元々神や王族に捧げるためや戦いに出ていく時のために踊られていたものです。神様に捧げるものなので基本的に笑わず真剣な表情で行います。音楽もイプヘケという「ひょうたん」で出来た太鼓のビートに祈りの歌(チャント)を合わせたのみで、とてもシンプルです。しかし、古典フラはそれ自体が正に「祈り」なので、とても感動します。また、必ず女性だけが踊るという事ではなく、男性も踊ります。特に男性がチームで踊る古典フラは迫力がありとても魅力的です。
因みに、現代のフラは「アウアナ」と呼ばれ古典フラは「カヒコ」と呼び明確に区別されています。この「カヒコ」ホノルルでも多くの場所で観ることができます。是非、ハワイに行かれたらこの「カヒコ」体験してみてください。