亀井先生「歯周病菌群は定着が遅く、20歳〜30歳ごろに細菌の構成が固まると推測されています」(写真提供:Photo AC)
「歯周病」は糖尿病や認知症、骨粗しょう症などの原因にもなると言われていることをご存じでしょうか。歯周病は、人類史上もっとも感染者数の多い感染症として、2001年にギネスブックに認定されました。「歯周病は、みなさんが思っている以上にとても危険な病気です」と語るのは、歯科医師の亀井孝一朗先生。その亀井先生「歯周病は20代以下の若年層でも発症しますが、多くの場合で30代後半から40代にかけて症状が進行します」と言っていて――。

アラフォー以降に歯周病が増加する理由

歯周病は20代以下の若年層でも発症しますが、多くの場合で30代後半から40代にかけて症状が進行します。

厚生労働省のデータによると、検査によってなんらかの歯周病に関する所見があった人(=歯周病と疑われる人)の割合は、35歳〜39歳で3分の2に達し、以降も増加していきます

アラフォーから歯周病が増えるのは、複合的な要因によるものと考えられます。

アラフォー世代以降に歯周病が増加する原因のひとつは、口腔フローラの完成です。