口呼吸による歯周病のリスク
ストレスを抱えている状態では、自律神経の乱れから呼吸が浅くなります。
人間は本来、雑菌やウイルスなどをカットするフィルター機能(鼻毛や鼻粘膜)のついた鼻呼吸が自然なのですが、浅い鼻呼吸では脳に十分な酸素を送ることができず、多くの酸素を取り込める口呼吸に変わってしまいます。
口呼吸が常態化してしまうと、口のなかが乾燥した「ドライマウス」という状態になり、歯周病菌を内包したプラークが硬化して効率的に歯に沈着します。
歯石化も促進され、歯周病の温床ができやすくなってしまうので注意が必要です。