夜型から朝型のライフスタイルに

 今年に入り、今回の40周年記念コンサートの準備を始めてからは、ライフスタイルもガラッと変えました。若い頃から夜型で、それまでは午前11時に起きたらいいほうで、下手をすると午後1時に目が覚めるのが当たり前なんていう生活でした。ところが、コンサートに向けて準備することがあまりにも多く、そんな生活をしていたのでは到底間に合わない。そこで、仕事が乗ってきて「あと少し」と思っても夜中の12時にきっぱり仕事をやめて寝るクセをつけたら、朝の8時に自然と目が覚めるようになったのです。

 午前8時に起きたら、朝食は食べずに9時から11時まで仕事をし、その後、朝昼兼用の食事をして、午後1時から夕方の5時までまた仕事。そうすると、夜8時に夕飯を終えた後もまだ3時間ほど仕事ができる。朝の早い時間から1日がスタートすると気分も爽やかで、仕事もグンとはかどります。なぜ、あんなに非効率な夜型の生活を今まで続けてきたんだろう? 朝型の人たちから見れば、夜型の僕らを「バカじゃないの」と思っていたに違いないって。(笑)

外食をするのはジムに行った日だけで、あとはほぼ自宅で自炊をしています

 健康的な生活と言えば、週に2回、ジムに通ってトレーニングもしています。筋トレをするとがんになりにくいと聞いたので、バーベルやマシンを使って全身の筋肉を鍛えています。食生活も変えました。外食をするのはジムに行った日だけで、あとはほぼ自宅で自炊をしています。

 いやいや、そんなにたいしたものじゃないですよ。消化器外科医のドクター石黒のYouTubeを参考に、白いご飯の上に4種類のゴマと塩をかけ、ちりめんじゃこを散らして、ごま油をかける。その上に、大葉、ピーマン、ミョウガ、コリアンダーなどの薬味をかけて、さらに、すりおろしたショウガをたっぷりかける。これで、ヘルシーで美味しいちりめんじゃこ丼のできあがり。日によって、ちりめんじゃこをキノコやニンニク、玉ねぎ入りのオムレツに替えることもありますが、ほぼ毎日、このメニューです。すりおろしたショウガは温かいお茶の中にも入れるので、毎日、丸ごと1個を使い切っています。

 外食したときは鮭や肉も食べますが、この食生活に変えてから、一時は82kgあった体重が68kgになり、精神的にも憂鬱な気分になることがグンと減りました。心身ともに爽快なので、これからもずっとこのライフスタイルを続けて行くつもりです。