信念を変えれば、運命が変わる

「なぜか、あの人の話し方は癇(しゃく)に障る」
「言いたいことはわかるけど、言い方がきつくて話していると嫌な気持ちになる」
こんなケースは、日常の人間関係のなかでもよくあるのではないかと思います。

話し方が下手な人は、たとえ言っている内容が正論だったとしても、相手にどこか嫌な印象を持たれてしまいます。

だいたい私たちは「運命」のところだけを見て、不幸を嘆きがちです。しかし、それではなにも改善されません(写真提供:Photo AC)

それこそ声のトーンや振る舞い、口グセなど、無意識にやっていることが多いので、本人はなかなか気づきにくい点が多かったりもするでしょう。

話し方の場合は、外に向かって発信しているものなので、他人に気づいてもらったり、指摘してもらったりすることで直していくことができます。

しかし、自分の考え方のクセは当人にしかわからないので、「巧み」になるためには、自分自身で下手な部分に気づかなければいけません。

マハトマ・ガンディーの有名な言葉にもあります。

「信念が変われば、思考が変わる。思考が変われば、言葉が変わる。言葉が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」

だいたい私たちは「運命」のところだけを見て、不幸を嘆きがちです。しかし、それではなにも改善されません。

大本である「信念」を変えなければ、その先にある「運命」を変えることはできないからです。