『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(著:小畑滋子/大和書房)より
「人生100年時代」といわれる昨今。年齢制限100歳までという斬新な求人広告を見て、79歳でミナ ペルホネン「call」のショップスタッフとして働き始めた小畑さんは、大好きなファッションの仕事に出会い、今できることを大いに頑張り、目の前のことを楽しむ暮らしをしています。その小畑さんいわく「その服が似合うかどうかは、実際に着てみないと決してわからない」とのことで――。

やっぱり着てみないと、わからない

服は着てみなければ、自分に似合っているのかわかりません。着たときの全体の雰囲気も、見ただけのときとはだいぶ変わることがあります。

また、どんなにすてきな服でも、サイズが合っていなければきれいに見えません。自分で洋服を縫っていたので、体にぴったり合った服を着ることの心地よさは知っています。

既製品であっても、できるだけ体に合ったものを選びたい。それには必ず試着が必要だと思うのです。