ワンピースで新しい発見

たとえば、私はこれまでずっと、柄もののワンピースは自分には似合わない、と思い込んでいました。

でも先日、仕事中に「call」で見かけたワンピースが、どうしても気になり、退勤後に試着してみました。

『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(著:小畑滋子/大和書房)

着替えて、恐る恐る鏡を見てみると……。柄ものは苦手だったはずが、着てみると悪くないのです。髪色と柄の中の一色が同じグレーでリンクして、全体としてまとまりが生まれているのかもしれません。柄やパイピングに入っているイエローが、顔映りをよくしてくれています。

これは着てみなければ気づかなかったことでした。

フェミニンになり過ぎないよう、ソックスと「ブルネロクチネリ」のブラックのローファーを合わせ、大きめのバッグを斜めがけしてカジュアルダウン。フェミニンになり過ぎず、若々しさも出ます。これで、私らしい着こなしになりました。

多色づかいをしているけれど、メインとなるカラーが髪色とリンクして、シンプルに着こなせる。ワンピース、バッグ/「ミナ ペルホネン」 シューズ、ソックス/私物『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(著:小畑滋子/大和書房)より