日本をスポーツ大国にしたい

今、50歳。監督に定年はありませんが、高校生のチームは毎年メンバーが入れ替わり、その都度リセットされるので、一からチームを作り直さないといけない。それが面倒になったら監督業は引退するしかありません(笑)。

今は新しいチームに対してワクワクする気持ちでいっぱいなので、振り出しに戻る感覚も楽しめています。こういう気持ちがあるうちは、やり続けます!

将来的な大きなビジョンを言えば、日本をスポーツ大国にしたいです。ひとつのスポーツだけなく、いろいろなスポーツを自由に楽しめる環境を作りたい。アマチュアからプロフェッショナルまで、そして小さなこどもからお年寄りまで、それぞれの楽しみ方ができるような環境が整っていくといいですね。気軽にスポーツができる場所が、街のいたるところにあるというのが理想です。

日本はまだまだ勝ち負けにこだわって、勝敗しか見ていないところがあります。また、ひとつのスポーツを始めると、たこつぼのようにそのスポーツのみに打ち込むしかないような環境になってしまう。学生のときにはいろいろなスポーツを楽しめて、自分の可能性を探ることができるような環境を作ってあげたい。それが大人の責任であり、役割だと思うのです。

つまり、もっとスポーツそのものの価値を高めていきたい。その一助となるような役割も果たしていきたいです。目指すは、スポーツを通じた世界平和です!