体内時計の乱れを正そう
しかし、体内時計は加齢とともに狂いやすくなります。高齢になると体内時計の周期が短くなり、実際の時間帯に比べて体内時計が少し前倒しで進むようになるのです。
そのため、夕方になると眠くなり、朝4時ごろに目が覚める「早朝覚醒」に悩む高齢者が多く見られます。
体内時計は睡眠だけでなく、血圧の上昇や体温、注意力、反応時間、腸の働きなど、さまざまな器官に影響を及ぼすので、正しいリズムに戻すようにしましょう。
夕方に眠くなってしまう人は、夕方に散歩するなどして太陽の光を浴びると、体内時計の針を遅らせることができます。
※本稿は、『認知症になる48の悪い習慣 - ぼけずに楽しく長生きする方法 -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『認知症になる48の悪い習慣 - ぼけずに楽しく長生きする方法 -』(著:岩瀬利郎/ワニブックス)
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