秀吉に実子はいたのか

以下、ある先生とのやりとりを回想します。

ぼく「鶴松と秀頼以外にも秀吉の子がいた、という記事は存在しますが、信頼できる史料は存在しておらず、本当にいたかは定かでない。このことをどう考えられますか。」

先生「秀吉が若いころから子がずっといなかった、ということですよね。では秀吉が50歳を過ぎてから生まれた鶴松と秀頼は、ほかの男性の子だったのかもしれません。」

ぼく「でも秀吉と淀殿の相性がたまたまよかった。だから二人も生まれた…とは考えられませんか?」

先生「その解釈は科学的ではありません。淀殿が奇跡的に妊娠した、ということはあるかもしれない。けれど、それが二度続く、というのは<奇跡×奇跡>と考えるべき。その確率は天文学的なものになる。であれば、淀殿がほかの男性と子をもうけた、そう考える方が自然でしょうね。」

複数の産婦人科の先生に質問したのですが、皆さん、おおむねこのような反応でした。なるほど。