中医学的 小雪の暮らしかた

・心と身体の状態

比較的暖かい日と寒さの厳しい日をくり返し、少しずつ、本格的な冬を迎えていく時期となります。日暮れが早まり、気温の変化も激しく、私たちの身体の中では、寒さに対応するために自律神経が忙(せわ)しなく働き、体温を調節―。

つまり、何もしなくともエネルギーを消耗しやすい時期となります。

『二十四節気の暦使い暮らし - かんぽう歳時記』(著:櫻井大典・土居香桜里/ワニブックス)

とくにお子さんやご高齢の方は風邪をひきやすい時期となりますので、ぜひ、ちょっとした体調の変化にも、普段から気をつけるようにしてください。

・起こりやすい不調

身体を温めて寒さから身を守るためにエネルギーを消耗するので、「朝、やる気が湧かない」「食欲がない」といったように、“エネルギー不足”による症状が多く見られるようになります。

さらに、寒さは胃腸も弱らせます。身体を温めるためにエネルギーが使用されると、そのぶん、消化するためのエネルギーも不足してしまうのです。

この時期に疲れているのに頑張りすぎると、冬にいたわるべき腎が弱って冷えに弱くなり、気を多く消耗してしまいます。