SNSに投稿した内容は、家族や友人だけでなく不特定多数の人の目に触れる可能性があります。日常の出来事について発信していたことで個人情報を特定され、犯罪に巻き込まれてしまったという事件も多く発生しているため、投稿する内容には注意が必要です。特定されないために気をつけたいポイントをまとめました。
写真の「映り込み」に注意!
SNSに投稿した写真に、瞳や金属、ガラスなど周りの景色を映すものが写っていると、そこから個人情報が特定されてしまうことがあります。
2019年には、写真の映り込みがきっかけでアイドルがストーカー被害に遭うという事件が発生しています。その手口は、アイドルの自撮り写真の瞳に映り込んだ景色から最寄り駅を特定し、駅で待ち伏せ・尾行して自宅まで特定するというものでした。
映り込みが生じやすい身近なものには、人やペットの瞳、窓などがあります。写真で見るとほんのわずかにしか映り込んでいないようでも、拡大し、輝度を調整することで映っているものが鮮明に見えてしまうこともあるため注意してください。
撮った写真に映り込みが見られる場合には、ぼかし処理をしてから投稿するようにすると安心です。