経済ジャーナリストの荻原博子さんが、お金に関するお得な情報をわかりやすく解説する新連載「トクする!荻原博子のマネーNEWS」。今回は「ムダなく食べ切るために」です(イラスト=さかがわ成美)
ムダなく食べ切るために
食料品価格が高騰しています。こうした時こそ、地球にもお財布にも優しい、「食品ロス・ゼロ」を目指してみましょう。
いま日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品が年間523トンもあります。全国民が毎日お茶碗一杯分の食料を捨てていることに(2021年農林水産省調べ)。
しかもその半分は、食べ残しなど家庭からのもの。このゴミを燃やして出る二酸化炭素が、地球温暖化に悪影響を与えると言われているのです。
だとしたら、家庭の「食品ロス」をなくせば、地球にもお財布にも優しい、ということになります。
そこで、「食品ロス・ゼロ」を達成するための5つの方法をご紹介します。