内閣府が公表した「令和6年版高齢社会白書」によると、65歳以上の一人暮らし世帯数は年々増加傾向にあるようです。そのようななか、イラストレーターの本田葉子さんは、67歳から一人暮らしをスタート。「今までしたことのない生活の始まり。ワクワクの気持ちが一番勝っていた」と語っています。今回は、本田さんの著書『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』から一部引用、再編集してお届けします。
最小限の生活でも、彩りは忘れない
あまり面積を必要としない一人暮らし。
最小限の物での生活だけれど、彩りは忘れたくない。
カラフルな色が好きなのは昔から相変わらずで、部屋は赤をポイントにして植物を置いたり、人形を飾ったりと自分なりのインテリアを楽しんでいる。
小物全部は出しておけないので、時々置物のメンバーチェンジを図る。
それでもいつも外せない気に入りはいくつかね。やっぱり好きが最優先だ。