さまざまな美容広告やSNSの普及によって「自分の容姿に自信がない」「おしゃれな人のマネをしても、なぜかしっくりこない」といった悩みを抱える人が増えています。そのようななか、ジュエリーデザイナーのMIZUKIさんは「『自分なりのキレイ』を体現している人は『美学』と『センス』を持っている」と語っています。そこで今回は、MIZUKIさんの著書『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』から、一部を抜粋してご紹介します。
「美学」が人の在り方を決め「センス」でそれを表現する
どのように自分なりのキレイを表現していくのか考えていきましょう。そのために大切なのは「センス」と「美学」です。
まず、「センスが良い」とはどういった状態のことでしょうか?
それは単純にハイブランドのバッグを持っていることでも、高級車に乗っていることでもありません。
「センス」の良さとは、あらゆる選択肢の中から最適解を選択できるということです。
自分の顔立ちに合ったメイクやヘアスタイルはもちろん、「このトップスにはこのスカートが合う」とか、「この色にはこの色を合わせる」などもそうです。
他にも、オフィスなのか休日のバカンスなのか、シーンに合わせた装いができることも、センスが良いと言えます。
細かく見ていくと本当に多岐にわたるのですが、あらゆる事情において、パズルのピースがピタッとハマるかのように、ベストな選択をしている人のことを、側から見ると「あの人はセンスが良いなぁ」と感じます。センスの良さとはそういった優れた感性のことを表します。