久しぶりの葬儀、すっかり忘れていたトラウマが蘇ってきた…(写真:stock.adobe.com)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、50代の方からの投稿です。伯母の葬式で、久しぶりに親戚に会ったところ――。

伯母の葬儀で久しぶりに

先日、伯母の葬式があり、実家近くの葬儀に参列した。父は地元の旧家の次男であり、亡くなった伯母は亡き父の兄の奥さんである。

この田舎の旧家の人々は皆とてもプライドが高く、3、40年前は数千万の嫁入り道具を競い合うようなことをやっていた。次男の父は、今は亡き姉や兄の言われるままで何の発言権もなく、常に見下される存在だった。

私が結婚した相手の家は、みな勝手気ままで放任主義の家。あまりの自由さに最初は驚いたが、すっかり慣れて、私は自由を謳歌していた。

久しぶりの葬儀、すっかり忘れていたトラウマが蘇ってきた。

伯母の家族は、子供たちが皆結婚し、家族を連れてきているのだが、相変わらず見栄の張り合い……。と思っていたら、なんと私の弟がこのマウント取り人間になっているではないか。

実家から離れ、30年以上バリバリ頑張って大企業に勤めている。

久々に会う私に向かって、大勢の従兄弟たちの前で『老けたな。』と言い、言われた相手は気を遣って『お母さん(私の母)に似てるよね。』とフォローはしてくれた。

しかし、女性(私)に向かって、大勢の面前で『老けた!』と言った弟のことは許せない。

不思議なのは二人っきりの時でなく、大勢の前で言うのだ。マウントをとるDNAは実家から数十年離れていようが残っている。

弟の子供たちにも良い印象がない。思いやりのない言動は、寂しいものである。

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