海外のトイレ事情はさまざま
よく耳にするのが「海外ってトイレ事情がわからないから行くのが怖い」という意見。そりゃあそうですよね。特に我々オーバー50世代にとっては、なかなか切実な問題でもあります。では私の場合はどうか? 幸いなことに、そこまで切羽詰まったことはないのですが、ちょいと困ったな、ぐらいの体験はありました。
オーストラリアはメルボルンを訪れたときのこと。おしゃれなカフェがたくさんある街で、私は仕事をしながらいろんなカフェを巡っていました。そうやってハシゴしていると、おのずとトイレが近くなります。普段だったらあまり我慢しないのですが、そのときは「まだ我慢できるから次のカフェで行こう」と思っちゃったんですよね。で、個人店よりもチェーン店のほうがトイレに行きやすい気がして、スターバックスに入りました。
そこは路面店だけど、入ってみると意外なほど小さな店舗でした。テーブルはほんの数席。カウンターでアイスラテを買い(恥ずかしいから)、いかにも「ついでに」といった雰囲気を醸し出して「トイレはどこですか?」と質問。すると、まさかの「ない」。え、そんなパターンがあるのか! トイレに行きたいがために買ったアイスラテと、すでにお腹がチャポチャポの私。がんばって急いで飲み干しながら、Googleマップの検索画面で「トイレ」と検索しました。よし、近くに公衆トイレがある!
公衆トイレまでは徒歩5分ぐらい。信号を渡って歩き、あった! と喜んだのもつかの間、がっしり鉄柵が閉じられていました。ど、どうしよう……。
最終的に、その近くのマクドナルドを見つけて事なきを得ました。結論からいうと「マック最強」でした。世界中、割とどこでもあるし、大体はトイレを無料で使わせてもらえるから、切羽詰まったときの「神」として覚えておくといいでしょう。もちろんジュース1杯でもいいから買ってくださいね。
失敗談からいえることは「トイレは行けるうちに行っておけ」です。確実なのは空港のトイレ。飛行機が到着したらとりあえずでもいいから行っておく。あとは公共の建物。私はどの国でも図書館で過ごすことが多いのですが、利用者であれば使えることがほとんどでした。あとはデパートやモールなどの大きい商業施設も大丈夫。