仕事、家事、恋、子育てと、日常を駆け抜けていらっしゃるお嬢様方、おかえりなさいませ。今夜も、執事がとっておきの短歌をご用意いたしました。お疲れの心にひとさじの癒やしになりますよう、どうかごゆっくりお召し上がりください。さて、本日はどんなお嬢様からのお呼びでございましょう……

容姿を褒められてモヤモヤ

ごきげんよう。執事でございます。
今日のお屋敷のお嬢様は昨日の会社の二次会から今お目覚めの様子。どうやらイライラなさっているようで……。

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歳のこと話題にするなよ笑いつつ気を使われる、年上の男に  竹中優子『輪をつくる

おはようございますお嬢様。お目覚めなさいませ。ブレックファストのお時間でございます。できたてほやほやのスクランブルエッグ、トースト、サラダ、ヨーグルトにひとしずくのジャム、そして朝のお紅茶! 


気持ちよくお目覚めのことと……おや、おやおや、お嬢様随分イライラなさっていますな。昨夜は確か会社の飲み会、二次会も行って、ご満悦でお帰りかと思いましたが……。何かお悩みがおありで?


ふむふむ、二次会で男性社員にお嬢様と同僚の女性の容姿のことを褒められて? 
ここでいちばん美人だと? うむうむ、嬉しい称賛ではありませんか。ふむふむ、それが嬉しくない?イライラする? どうしてでございますか? 男性社員も優しいではありませんか? 

……ふむ、男性側が私たちの容姿を気遣って褒めるのがそもそもお門違いだと?気遣いだとしてもなぜそっちがジャッジするのかと? こちらは一言もそちらの容姿のことは言っていないのに?

確かに、これは根深い問題でございますな。お怒りも少しわかってきました。
なぜ、気遣いとは言え、女性は男性に何かをジャッジされなければならないのでしょうな!