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身近な人に看護・介護が必要になったとき、みなさんはどこに相談しますか?
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第30回目は、「新生活を『しなやか』に乗り切るための術」についてです。
(構成:野辺五月)

前回「もしかして更年期?「疲れ」や「違和感」を自覚するためのサインとは」はこちら

自分を「守る準備」を

Q、常日頃からの疑問なのですが、「メンタル」って鍛えられるものですか?

A、ズバリ鍛えられます。ただし鋼のメンタルになるというのではなく、根性論ではなく、より自分が過ごしやすい環境や状態になるように用意が出来るという意味です。

卒業、進学、職場の異動など、自分自身だけでなく、周囲(外野)の環境も目まぐるしく変わる時期がやってこようとしています。

変化に弱く、新しい環境になるとつい構えてしまい、夜も眠れなくなることもあるという方も多く「もっとメンタルが強ければ楽なのに」という相談は毎年あるものです。そんな変化に備えて、この時期だからこそ「メンタルを鍛えられる工夫」について今回は見ていきましょう。

春は、昇進や異動といった役割の変化に加え、自律神経やホルモンバランスの乱れ、花粉症などのアレルギー症状まで重なる時期です。心身ともに「揺れる」のが当然の季節だからこそ、今はアクセルを踏む準備ではなく、自分を「守る準備」を優先しましょう。