世界で活躍する大谷翔平選手や、NHK連続テレビ小説『あんぱん』で主演を務めた今田美桜さんなど、今をときめく有名人はどのような本を愛読しているのでしょうか。コラムニスト・ブルボン小林さんが『女性自身』で連載するコラムをまとめた『有名人の愛読書、読んでみました。』から一部を抜粋し、愛読書を通して有名人に鋭く迫ります。今回は、齋藤飛鳥さん、滝沢カレンさんの愛読書をご紹介します。
齋藤飛鳥の愛読書
『大江健三郎全小説 第1巻』
大江健三郎
過去最厚の1冊だ。二段組で、600ページ超(本文のみ)!
大江健三郎を愛読しているにしても、普通は『芽むしり仔撃ち』とか『個人的な体験』とか、個別の作品名を挙げそうなところ、全集の1巻目を挙げる。齋藤さん、面妖だ。
読書慣れしてない(から、たまたま手に取った全集を挙げてしまった)のか、相当な読み手(全集すべて完読の上で、あえて初期作品を推している)なのか。
どうも後者のようだ。さらに恐ろしい予想がある。今回の愛読書情報は講談社のウェブサイトに掲載されたもので、あくまで「講談社の本の中での愛読書」を挙げる企画らしい。「だとしたら」という意味での選定にすぎず、この世の全出版社からだと、さらに極太の1冊を回答できる用意が彼女にはあるんじゃないか? 今回は銀河並みの読書量のほんの一端をみせただけかもしれないのだ。