(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)
医師で作家の鎌田實先生は、人とは違う自分らしさやユーモアを「変さ値」と表現し、「あなたらしさであり、ほかの誰も持っていない『自分だけの武器』」だと語ります。これまでさまざまな人々に「変さ値」の重要性を話してきた鎌田先生ですが、そんな中で、自分らしくあろうと挑戦している「変さ値」の高い女性たちの存在に気づいたといいます。そこで今回は、鎌田先生の著書『女の“変さ値”』より、日本人女性初の国際連合事務次長として軍縮担当上級代表を務める、中満泉さんのインタビューをお届けします。

脅かされる国際秩序

今、世界の情勢は冷戦後かつてないほどに混乱しており、核兵器使用のリスクが高まっている。

同時に、科学技術の進展によるAIの軍事利用や生物兵器・小型兵器の利用というリスクも危ぶまれている。

国連の影響力が弱まっていることも指摘されるなかで、中満泉さんは現在の世界情勢をどのようにご覧になっているのだろうか。

僕がそう問いかけると、まずはこれまで地道に積み上げられてきた国際秩序の話からしてくださった。