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2人に1人はがんになると言われる現在。もし、自分や身近な人ががんになったらどうしたらいいのでしょうか。病理学の専門家であり、笑って読める医学書『こわいもの知らずの病理学講義』の著者である仲野徹先生が、がんとの向き合い方をわかりやすく説いた『がんは運である? 自分事として向き合うための手控え帖』より、一部を抜粋して紹介します。

がんとわかってもやってはいけないこと

がんについての研究が進み、ずいぶんと治療できるようになってきた。それでも、がんは恐ろしいというイメージはこびりついている。

ほうっておけば死に至るし、不治のがんもあるのだから当然ではあるのだけれど、昔ほど心配する必要はなくなっている。心配ばかりするよりも、正しい情報を確実に得て、正しく判断することが必要だ。

拙著『こわいもの知らずの病理学講義』では、その半分くらいをがんについての内容にした。ベストセラーになった(←自分で言うな!)おかげで、あちらこちらで、がんについてのお話をさせてもらうことがある。

その時に言うのは、いまやがんになる率は5割もあるのだから、がんリテラシーを身につけておくべき、ということだ。そして、自分ががんになった時にどう対処するか、たとえば、どの病院に行くかなども含めて、考えておくべきであるということ。