脳出血や心筋梗塞になって突然倒れたりしたくない。そんな思いで血管の健康について、日頃から情報収集をしている方も多いのではないでしょうか。でも、その知識には、思い込みや勘違いも含まれているかも?血管のエキスパートに、基礎から最新情報までを教わります。(構成:野本由起 撮影:藤澤靖子)
Q. 血管力アップのためには肉を減らして魚を食べるべき?
A. 脂肪酸のバランスで考えて
血管力を高めるために、魚を食べることはとても大切です。イワシ、サバ、アジなどの青魚に含まれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」には、血管内皮細胞の働きを助ける作用が。
効率よく摂取するには、鮮度のいいお刺身、魚油を逃さず食べられるホイル焼き、油の入っていない水煮缶がおすすめです。
ご長寿のシニアには、ステーキを好む方が多いですね。けれど肉自体が長寿の秘密というわけではなく、年齢を重ねてもステーキを食べられるほど胃腸も元気な状態、というだけかもしれません。無理に真似をするのはやめましょう。
もちろん、食べてはいけないわけではなく、丈夫な血管を維持するためにはたんぱく質も必要。動物性脂肪には肥満やコレステロールのリスクもあり、胃腸に負担となる可能性もあるので、脂部分を少なめに食すといいでしょう。