(写真提供:Photo AC)
内閣府が公表した「令和8年版高齢社会白書」によると、65歳以上の就業者数は22年連続で前年を上回っているそうです。定年後も長く自分らしく働くためには、どうしたらよいのでしょうか。そこで今回は、シニアの就職支援を専門とするキャリアコンサルタント・西村栄子さんと、中高年のライフ&マネープランニングを専門とするファイナンシャル・プランナーの國富真さんが監修を務めた『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』から一部を抜粋して、定年後の仕事に関する不安に回答。現代のリアルな「定年からの就活」のノウハウをお届けします。

仕事がなかなか決まらないときは?

再就職は簡単に決まりにくいのも現実。足りなかったものを分析し、次へ生かせばOK

再就職の面接は、簡単に通らないことのほうが多いもの。こうした事実をふまえながら、現実的な対策を取っていきましょう。

なかなか受からない人で最も多いのが、そもそもの応募数が少ないというパターン。求人サイトはなるべく多く登録し、気になる募集にはどんどん応募してみましょう。希望する職種がない場合、地域を広げて検索すると見つかるケースもあります。

<『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』より>

また、定年後の仕事探しでは理想と現実のバランスを考慮することが不可欠。一流といわれる会社に勤めていた人が現役時代並みの待遇を求めた結果、何カ月も仕事が決まらないという話も聞きます。条件については、どこかで妥協点を見いだすことも必要です。