(写真提供:Photo AC)
「遠回しに幸せ自慢をされた」「ちょっとした言動が『マウント』と受け取られた」…そんな経験はありませんか。脳科学者である中野信子さんは「品格のあるマウントは理不尽に貴方を否定してくる人への護身術である」と語ります。そこで今回は、中野さんの著書『ロンドン紳士と脳科学に学ぶ 品格のあるマウントのとり方』より一部を抜粋し、ロンドン紳士の「品格あるマウント」の身につけ方をお届けします。

マウントされにくい自分になる

もし、貴方が「マウントされやすい」と感じているなら、中身を変える膨大な労力をかける前に「インターフェース」を変えるのが最も手っ取り早く、効率的です。

まずは「一点豪華」の結界を張ってみましょう。

全身をブランドで固める必要はありません。時計、靴、財布、バッグなど、一つだけでいいので「こだわりのある、語れるモノ」を身につける。それが、相手の安易な侵入を防ぐ結界になります。

動作と話し方を少しだけゆっくりにしてみてください。目安は、今の0.7倍速です。ゆっくり動くというのは、自分は素早く逃げなくても済むほど強い存在だ、というメッセージでもあるのです。その空間を自分が支配しているということを端的に示す効果的な方法です。