(撮影:吉田素子)
ブロガーでユーチューバーのテネキ〜・カルメンさんは、46歳で離婚後、女手一つで娘2人を育て上げ、年金生活に入ってから貯金を続けてきました。しかし、決して無理な節約はしていないと言います。団地で一人の時間を楽しむ彼女流の「お金とのつきあい方」とは。(構成:上田恵子 撮影:吉田素子)

前編よりつづく

健康を損ねないようゆるく節約

今も無駄遣いはしていませんが、無理をしている感覚もありません。特別な節約法があるわけではなく、強いて言えば「月の収入は10万円」だと思って生活するのがコツでしょうか。そうすれば最低でも1万円は余りますから。

7万円しか使わなかった月は4万円を、10万円使った月は1万円を貯金に回します。ポイ活で得たポイントや給付金などの臨時収入も、基本的には使いません。

家電の購入や、3人いる孫へのお年玉といった特別費を含め、1年間の生活予算は120万円に設定。月ごとに出費の波はあるものの、細かく考えず、年単位で収まればOKとしています。

ゆるいやりくりですが、実際は120万円かからず、年金生活を始めてから9年間で400万円貯まりました。年齢を重ねれば自然と出費は縮小しますし、もともとグルメではなく旅行にもあまり興味がないので、無理なくこの生活を継続できています。

現在の家賃は7110円。先ほどもお伝えした通り、都営団地のメリットは収入によって家賃が決まる点です。失業したり給料が減ったりしたときは、減免申請をすれば家賃を下げてもらえます。管理費がかからないのも大きい。

私が年金だけで安心して暮らせるのは、この住まいのおかげ。国や自治体の公的な制度・手当を調べて活用するのも、節約の一つだと思います。