(撮影:吉田素子)
ブロガーでユーチューバーのテネキ〜・カルメンさんは、46歳で離婚後、女手一つで娘2人を育て上げ、年金生活に入ってから貯金を続けてきました。しかし、決して無理な節約はしていないと言います。団地で一人の時間を楽しむ彼女流の「お金とのつきあい方」とは。(構成:上田恵子 撮影:吉田素子)

経済的にも精神的にも追い詰められて

私は現在76歳。1DKの都営団地で一人暮らしをしながら、ブログやユーチューブで年金生活の家計簿や日常を発信しています。

そこで名乗っている「テネキ〜・カルメン」は、「低年金の下流女」をもじってつけたもの(笑)。年金は月11万円ほどですが、毎月7万〜9万円で生活し、余った分はすべて貯金に回しています。

今でこそ穏やかに暮らしているものの、生活が安定したのは離婚してから。元夫は大酒飲みで、金遣いも荒い人でした。46歳のときに限界を感じ、18歳と16歳の娘を連れて家を出たのです。当時の私の収入は、クリーニング店のパート代7万円のみ。経済的にも精神的にもギリギリの状況でした。

離婚して最初に住んだのは、家賃6万5000円の2Kのボロアパート。割のいい仕事を求めて家政婦紹介所に登録し、訪問介護を行うホームヘルパーの職に就きました。夕方のシフトだと時給2000円近くもらえたので、朝9時から夜8時まで、とにかくたくさん働きましたね。