まさかそこで、あんなお願いをされるなんて…
私は高木サチエ、60歳。マダムの秘密を知ってから、どこか落ち着かない日々を過ごしていました。「もう、あのお店に行くのはやめよう」そう決めたはずなのに、数日後、マダムから連絡が来ると、迷いながらもまたお店へ向かってしまったのです。まさかそこで、あんなお願いをされるなんて──。

<第2話よりつづく>

数日後の昼…

 

店内にほかのお客さんはいなかったため、マダムは自分のワインを持って、私の隣に座りました。

 

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