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特に女性に多く発症し、痛みが出たり消えたりを繰り返す膝痛。軟骨は一度すり減ると元に戻らないので、悪化させないことが大切です。膝のために今からできることを、専門医に教えてもらいました(構成:古川美穂)

痛みの引き金となる2つの要因とは

年齢を重ねると、膝の痛みを感じる方が増えてきます。原因の多くを占めるのは変形性膝関節症(OA)。レントゲンを撮ると、65歳以上の女性の2人に1人はOAの所見があるほど、一般的な病気です。

ところが、人によって症状の有無や、同じ人でも症状がある時期とない時期があるため、病気に気づきにくいケースもよくあります。

OAが発症する仕組みはおおむね次の通りです。

膝の中の軟骨や半月と呼ばれる組織などは加齢によって徐々に変化し、組織の質が変わってきます。その結果、組織が本来持つクッションとしての性能が低下し、硬く脆くなる。

それだけでは痛みを感じることはありません。しかし組織の質が変わることでさまざまな変化が起こりやすくなり、その変化によって痛みや腫れが生じるのです。