ただし、運動を行う前に必ず守っていただきたいことがあります。それは、膝に強い痛みや腫れがある時は、無理して動かさないこと。症状が落ち着くまでは運動は中断して、普段の生活でも、小さめの歩幅でゆっくり歩くことを心がけましょう。

どの程度の痛みなら動いたほうがいいかはケースバイケース。膝の状態を見ながら動いてみて、痛みが強くなるようであれば、今の膝の状態に合わないと判断できます。

また、ジャンプやダッシュ、急な方向転換など、膝に大きな力がかかる運動にも注意が必要です。激しい運動ではなくても、たとえば庭の草むしりのように「しゃがんで膝をひねる」作業は、半月に傷がつきやすくなるため、なるべく避けてください。

最近の研究では、痛みが強い状態が続くと軟骨も減りやすいことがわかっています。無理なく適切な運動に取り組んでみて、痛みが強くなればやめる。これが大切です。

適切な膝マッサージには、痛みを軽減させる効果が期待できます。こちらもやり方を伝えるので試してみてください。

それでも痛みや腫れがなかなかよくならない時や、安静にしていても痛む時、膝が熱を持っている時は要注意。骨壊死、偽痛風、細菌感染など別の病気の可能性もあります。早めに整形外科を受診しましょう。

<後編につづく>

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