体を支える足腰は、全身の健康の要。高齢期の歩行機能を研究する町田修一先生は、「自分の足で歩き続けられるかどうかが、健康寿命を大きく左右する」と話します。俳優の原日出子さんは今年6月、それを実感する出来事があったそうで……。(構成:山田真理 撮影:玉置順子〈t.cube〉)
持久力と瞬発力をバランスよく保って
原 何歳からでも遅くないなんて、励まされます。そもそも、自分の今の歩く力を確かめる方法はあるのでしょうか。
町田 ご自身で、簡単なセルフチェックをしてみてください。周りの同世代の人と比較するのではなく、「1年前の自分」と比べて、歩く力や体力がどう変化しているか。定期的に行って日記やカレンダーに結果を書き込み、「見える化」しておくと、小さな変化に気づきやすくなります。
また、自宅から駅まで歩く時間など、普段よく歩くコースに何分かかるかを知っておくのもおすすめ。以前より時間がかかるようになったら要注意です。さらに、ふくらはぎの筋肉量の目安となる「指輪っかテスト」や、脚力を確認する「椅子立ち上がりテスト」を定期的に行うと良いでしょう。
原 良かった、ふくらはぎの筋肉量は大丈夫そう。私は今、ウォーキングとストレッチを続けていますが、ケガが治ったらどんな筋トレをするといいですか。