(写真提供:Photo AC)
警察庁によると、2025年に一人暮らしの自宅で亡くなった人のうち、76.6%にあたる5万8919人が、65歳以上の高齢者だったそうです。「誰もがおひとりさま時代」ともいえる現代で、後悔しない家族じまい・ひとりじまいをするには、どのような心構えでいたら良いのでしょうか。そこで今回は、日本経済新聞社記者・高岡憲人さんの著書『家族じまい・ひとりじまい 誰もがおひとりさま時代の終活最前線』より、一部を抜粋、再編集してお届けします。

高齢者の「孤独死」5.8万人

警察庁は26年4月、「孤独死」の集計結果を公表した。

25年に一人暮らしの自宅で亡くなった人は7万6941人。このうち76.6%にあたる5万8919人が65歳以上の高齢者だった。

65歳以上の遺体のうち、死亡推定時点から発見までにかかった日数は「当日から1日」が39.2%で最も多かったが、「1カ月以上」も8.0%あった。

身寄りのない高齢者が社会から孤立し、誰にも気づかれずに亡くなる例が増えている。