不調1【目】

目のレンズのピントが合わせづらくなる老眼は、まさに目の老化。光をまぶしく感じたり、夜間に見えづらい場合は白内障の可能性が。

スマホやPCなど近くを長時間見ることによる「大人の近視」が増えています。目の周辺の血行不良は「ドライアイ」の原因に。

 

《眼精疲労やドライアイにおすすめのケア》

いわゆる老眼をはじめ、目がしょぼしょぼする、疲れやすいといった不調が年齢とともに表れます。目の不調は見えづらさだけでなく、肩こりや頭痛、疲労感、イライラの原因になることも。「年のせいだから仕方がない」「視力は悪くなったら戻らない」と考える人も多いかもしれませんが、ピントを合わせる目の筋肉を休ませ、血流をよくして涙の質を改善することで症状を軽くすることは可能です。

見えづらさを感じたら、眼科できちんと視力検査を受けて、度の合った眼鏡を作りましょう。老化現象である白内障や、視野が欠けていく緑内障は、早期発見・早期治療のために定期的に眼科検診を。

日常生活では、疲れを感じたら目を休ませることが大切です。ドライアイの原因になるマイボーム腺(油分を分泌して涙の蒸発を防ぐ腺)の詰まりは蒸しタオルなどで目の周りを温めることでも改善されますが、眼科で扱う「まつげ用シャンプー(アイシャンプー)」で優しく洗って目の周りを清潔にするのもおすすめです。