消化器外科医・温泉療法専門医であり、海外も含め200カ所以上の温泉を巡ってきた著者が勧める、温泉の世界。安心して、どっぷりと浸かってみてください。
※本記事は『秘湯マニアの温泉療法専門医が教える 心と体に効く温泉』
(佐々木政一、中央新書ラクレ)の解説を再構成しています。
※本記事は『秘湯マニアの温泉療法専門医が教える 心と体に効く温泉』
(佐々木政一、中央新書ラクレ)の解説を再構成しています。
縄文人も、温泉が大好きだった!
日本人はいつごろから温泉に入っていたのだろうか?
文献の上では奈良時代からで、有馬の温湯(ゆ)(兵庫県・有馬温泉)、伊予の温湯(ゆ)(愛媛県・道後温泉)、 牟婁(むろ)の温湯(ゆ) 紀の温湯(ゆ)とも。和歌山県・白浜温泉)などが登場する。
昭和39年、長野県考古学会会長であった藤森栄一が、故郷の遺跡発掘調査から、古代の人々と温泉との関わりを示す興味ある事実を発見した。