記事本文へ戻る 心療内科医の海原純子さん「むいてもむいても中身の核心にたどりつかない。カウンセリングの現場では、「そこを開くと本人が壊れてしまう」部分は無理にこじ開けない、というルールがあり、最終的には諦めざるをえませんでした」 詩人の伊藤比呂美さん(左)と、心療内科医の海原純子さん(右)(撮影:村山玄子(伊藤比呂美さん)/大河内禎(海原純子さん)) 「私のやりたいこと、能力、性格、生き方、すべて理解しようとしなかった。娘の人生であって、母の人生ではないのにね」(伊藤さん)