
中江有里
なかえ・ゆり
女優、作家、歌手
1973年生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのテレビドラマ、映画に出演。2002年「納豆ウドン」で第23回「BKラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。2006年、初の小説『結婚写真』を刊行。著書に『わたしたちの秘密』『わたしの本棚』『残りものには、過去がある』『万葉と沙羅』『水の月』などがある。

エッセイ
かりそめの恋《花摘み》を愉しむ51歳・独身女性。更年期、介護、セクハラ…50代の現実は容赦なく〜『今日の花を摘む』【中江有里が読む】
中江有里2023年11月18日

エッセイ
夫公認で元恋人とも付き合う「悪妻」。がんじがらめで息苦しい、それでもしたたかに生きる6人の「妻」たち〜『もっと悪い妻』【中江有里が読む】
中江有里2023年10月21日

エッセイ
言語に興味がない人にこそ薦めたい。オノマトペから言語の誕生と進化の謎に迫る〜『言葉の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』【中江有里が読む】
中江有里2023年09月16日

エッセイ
時代の寵児〈中森明菜〉の孤独。デビュー当時の「裏切り」と、増えていった「敵」。姿を隠した真相は〜『中森明菜 消えた歌姫』【中江有里が読む】
中江有里2023年08月19日

エッセイ
25年間毎日死にたいと思っていた著者がカウンセラーとの対話でたどり着いた先は。生きる居場所を探す人へ〜『死ぬまで生きる日記』【中江有里が読む】
中江有里2023年07月15日

エッセイ
シェアハウス、民泊、様々な形の「家」を舞台に「他人」という鏡で浮かび上がる自分の姿。8篇の「家」の物語〜『他人の家』【中江有里が読む】
中江有里2023年06月17日

エッセイ
妄想力や空想力が自分を救ってくれるのかもしれない。小さな日常から、妄想の大海へ連れ出されるエッセイ〜『じゃむパンの日』【中江有里が読む】
中江有里2023年05月20日

エッセイ
文学少女が学生漫画家を経て作家デビュー、直木賞作家となった華々しい経歴の陰に。山田詠美の自伝小説〜『私のことだま漂流記』【中江有里が読む】
中江有里2023年04月15日

エッセイ
明智光秀の出世術、明智を織田信長側に付かせた黒幕など歴史の闇を暴く〜『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』【中江有里が読む】
中江有里2023年03月18日

エッセイ
がんを宣告された小説家が、最期の日々を綴った日記。そばにはずっと、夫がいた〜『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』【中江有里が読む】
中江有里2023年02月18日

エッセイ
『魔女の宅急便』の著者による〈自伝的フィクション〉少女の視点で描く戦後の日本と広い世界〜『イコトラベリング 1948-』【中江有里が読む】
中江有里2023年01月21日

エッセイ
ロマンス詐欺、受験詐欺、サロン詐欺…詐欺をめぐる被害者と加害者の物語。それぞれの救いは〜『嘘つきジェンガ』【中江有里が読む】
中江有里2022年12月18日

エッセイ
16歳と14歳、水と油のような少女二人がスターへの道を歩んでいく、その輝きの軌跡〜『星屑』【中江有里が読む】
中江有里2022年11月19日

エッセイ
在宅医療に力を入れてきた元医師が綴る人の死。今はうまく想像できない最期を考える一冊に〜『百寿はそんなに目出度いことか』【中江有里が読む】
中江有里2022年10月22日

エッセイ
貧困から絶望の淵まで追い詰められたミアとフミコを生に引き留めるのは、この世の「美しさ」〜『両手にトカレフ』【中江有里が読む】
中江有里2022年09月23日

エッセイ
共通点は1児の母。年齢も考え方も住む国も違う、日本の写真家とスウェーデンのガラス作家の対話〜『ははとははの往復書簡』【中江有里が読む】
中江有里2022年08月24日

エッセイ
三島由紀夫、谷崎潤一郎、ピカソ、モネ、シェイクスピア…芸術家の丁々発止のやり取りを客席から観るかのよう~『原郷の森』【中江有里が読む】
中江有里2022年07月29日

対談
松井五郎×中江有里「僕のつくった歌が黒歴史じゃなくて、よかった(笑)」「病と闘っていた母に、私の歌が少しでも力になれば、と」
松井五郎中江有里2022年06月30日

エッセイ
【中江有里が読む】賃貸アパートで暮らす女性たちの群像劇。激しい格差が描かれる韓国小説〜『あのこは美人』
中江有里2022年06月30日

エッセイ
【中江有里が読む】「90歳でもピンヒールを履きたい」というバイタリティにも勇気をもらった『時代のカナリア 今こそ女性たちに伝えたい!』
中江有里2022年05月25日