私にとっては相性がいい、最高の夫

結婚当初は「だめんずの権化みたいな男性と結婚した」とずいぶん揶揄されました。バツ3だし、稀代の女好きだし、自己破産はしちゃうし、責任感はないし、何も反省しないから、そりゃあ、何を言われても仕方がない。うちの両親も結婚に反対で、1度しか会わせていません。でも彼はそんなことも気にしていない。

私は、自分がやりたいことをやらせてくれない男はいやだったんです。どんなにやさしくても、どんなにいい男でも、自分がしたいことを妨げられたくはない。たとえば私が朝早く仕事に出るときに、必ず起きて見送ってくれたりされると、私もやらなきゃいけない気になって、面倒くさいと感じてしまう。夫の「放っておいてくれる感じ」がとてもよかったです。それに面倒くさいことは一切言わない。別にがまんしているわけではなく、言いたいことがないんだと思います。だから、私も何もがまんしていない。それでもこんなに平和に暮らせるのですから、夫と私は、本当に相性がいい、最高の夫なんです。

だめんずかどうかは、相手の女が決めることですからね。世間の人からだめんずと言われても、私にはだめんずではなかったということ。何事も深刻にとらえないのが夫の最大の欠点であり、私が救われているところかもしれません。自己破産したときも「あー、明日、債権者集会があるー。やだなー」とか言いながら5分後に寝てましたから(笑)。その頑丈さに救われてきましたね。ただの一度も離婚したいと思ったことはありません。

世間の人からだめんずと言われても、私にはだめんずではなかったということ。最高の夫なんです

好きなことが一致しているのも大きいですね。辛い時には共感してくれないし、基本的にタイプの違う人間同士なのですが、細かいところが一致しているんです。男女なのに、集めてる漫画が同じ、とかね。(笑)

何よりも穏やかに生活していられる。これが一番です。夫も私も、誰に対しても穏やかというわけではなく、夫は前の結婚で修羅場も経験しているし、私もけんかばかりする相手もいました。でも、この結婚生活はとても穏やか。娘も私たち以上に穏やかな性格です。