緊急入院するも手術がうまくいかず…
夫は今年に入ってから、初めて発熱して、緊急入院しました。胆管炎の可能性があるということで、胆汁を外に出す手術を受けたのですが、これが2度ともうまくいかなかったようで、激痛に襲われてどんな姿勢もとれず、鎮痛剤も効かず、本当に苦しんだんです。夫はその時初めて電話をかけてきて、「俺、これから屋上に行くわ」と…。もちろん病院側がプロですから、監視カメラをつけられて、室内で首吊りの練習をしている時も止められてしまって死ぬこともできなかったようです。3回目に上手な先生がやってくれて嘘のように痛みから解放されたのですが、最初からその人にやってほしかったなと。
とはいえ、夫は痛みをがまんせずに、痛い、痛いというから、すぐに再手術をしてもらえましたが、我慢強い患者さんだったら、今夜様子を見ましょう、明日、検査してみましょう、などと結局数日延ばされてしまうと思います。教訓として、痛みが出てきたら、絶対に早くちゃんと看護師さんやドクターに訴えたほうがいい。遠慮している場合ではないです。
そんなアクシデントはありましたが、病を得てから、家で寝ついたことはありません。 だんだん食べられなくなってきたので、夏に胃と小腸をつなぐ手術をしたら、また食べられるようになってきました。といっても主に食べているのは駄菓子ですが…。特にラムネが大好きで、何もラムネじゃなくてもいいだろうと思うのですが(笑)、私が用意したサプリも気が向かないと飲まないし、今でも気楽に暮らしています。
今日も電車に乗って会社に行きました。外に出ているほうが、歩いたりして内臓が動くから調子がいいようです。土日に座りっぱなしで映画を見て食べ過ぎたりした時に痛みを訴えたり苦しむことはありますが、すい臓がんでよく言われる痛みには襲われずここまで来ています。どんな治療を選択するか、受けた治療をどう思うのか。すべて医療は「解釈」だなとつくづく考えています。