高知城(写真提供:Photo AC)

松本潤さん演じる徳川家康がいかにして天下統一を成し遂げたのか、古沢良太さんの脚本で描くNHK大河ドラマ『どうする家康』(総合、日曜午後8時ほか)。第42回「天下分け目」で石田三成(中村七之助さん)挙兵の知らせを受け取った家康。西国大名の多くが三成につくが、阿茶(松本若菜さん)の書状を通じて徳川の味方となる者がいることも分かり――といった話が展開しました。一方、歴史研究者で東大史料編纂所教授・本郷和人先生が気になるあのシーンをプレイバック、解説するのが本連載。今回は「山内一豊」について。この連載を読めばドラマがさらに楽しくなること間違いなし!

“ワイルド”山内一豊登場

先日の大河では「小山評定」が描かれました。

一般的に小山評定とは、上杉景勝征伐のために会津に向かっていた途上で石田三成挙兵を知った家康が、諸将を招集して開いた「このまま上杉を討つか、西上して石田を討つか」を質した軍議を指します。

ドラマでは山丸親也さん演じる山内一豊が、「この一豊、内府殿とともに戦いまする!」と気炎をあげる様子が描かれました。

一豊は、2006年の大河「功名が辻」の主人公でしたが、ワイルドな印象がそのときのものとずいぶん違う、などとネット上では注目が集まっていました。

それでは今回は、その一豊にまつわる話を。