Q. ヨーグルトを食べるならいつ?

A)朝食の最初
B)夕食後

 

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、体内でいい働きをする善玉菌を増やし、腸内環境を整えて免疫力をアップするという、重要な働きがあります。

ところがこの乳酸菌は「酸」に弱いため、胃酸が出やすい空腹時に食べると、その多くが胃酸の影響を受けて腸に届く前に死んでしまうのです。乳酸菌を生きたままで腸に届けるには、おなかが満たされた状態、つまり食後に食べるのがよいといえます。

さらに、ヨーグルトの健康効果を高めたいなら、夕食の後に食べるのがおすすめ。副交感神経が優位になる睡眠中は、胃腸の働きが活発になります。その前にヨーグルトで善玉菌を補っておくと、腸内環境の改善がよりいっそう進むからです。

朝食時に食べたいという人はそれでもかまいません。大事なのは習慣化することです。毎日、約90gのヨーグルトを2週間食べ続けてみましょう。便通がスムーズになった、便やガスの臭いが薄れてきたなど体調の変化があれば、それは腸内環境の向上が進んでいるサインです。

「間食に選びたいのは?」<3>へつづく